レクサスIS F 試乗記
レクサスIS F 試乗記。
F
と、聞いてすぐに頭に浮かんでくるもの・・・。
が、富士スピードウェイ、東富士研究所、日本を代表する富士山の"F"と浮かんでくる方々は
すでに、レクサスIS Fのことを熟知されている方々・・・かと・・・。
5ℓDOHC 423PSのエンジンを搭載する日本最強のハイパフォーマンスセダン!!
レクサスIS F !!
そして、開発責任者である矢口幸彦さんのレクサスIS F開発にまつわるお話
「自分が本当にほしいと思えるクルマを創りたい」というエンジニアとしての
純粋な思いからスタートしたという部分を読んでいると、クルマ好きの僕の心はエモーショナル!
昔、スカイラインGT-Rが「羊の皮をかぶった狼」といわれていたのを僕は思い出したのですが
そのGT-Rの現在の姿は、スパルタンなレーシングカーたるものに変貌をとげ
すでに、羊の皮をかぶった狼的なクルマが存在しなくなった現在・・・
突如登場してきたレクサスIS F。
「クルマ好きによる、クルマ好きの、クルマ好きのためのハイパフォーマンスセダン」
ということを・・・理屈を述べるまでもなく、試乗して思い知らされることになりました。
またその試乗は、レクサス福山店に到着してから、試乗を終え帰路に着くまで
上級なおもてなしと、とても高級なショールームにおいてなぜか心地よい時間がすぎていく。
ひょっとして、レクサス福山店という空間は、
すでに市内有名ホテルのおもてなしを超えているのではないかと僕は思ったのだ。
レクサスIS F 概要
全長 4,660mm/ 全幅 1,815 mm/ 全高1,415mm
このサイズは、セダンとしては大きすぎず、小さくないとても扱いやすいサイズですね。
ちなみにクラウンアスリートより全長が180mm短く、マークXより70mm短いのです。
このコンパクトセダンに、5ℓエンジン423psのパワーが搭載されてます。
ホイールベース 2,730mm
最低地上高 135mm
最小回転半径 5,1m
車両重量 1,690㎏
乗車定員 4名
エンジン V型8気筒DOHC 4,968cc
最高出力 423PS/6,600rpm(国産セダン最強のパワー!!)
ちなみにポルシェ911カレラSの最高出力は355PSです。
もうひとつ・・・僕の乗っているロードスターの最高出力は120PSです。
最大トルク 51,5㎏/5200rpm(国産セダン最強のトルク!!)
燃費 10:15モード走行燃料消費率(国土交通省審査値) 8.2km/ℓ
エンジンカバーのFの文字が輝いています!!
トランスミッション 電子制御8速トランスミッション(8-speed SPDS)
駆動方式 FR(後輪駆動)
車両本体価格 ¥7,660,000円
サスペンション フロント ダブルウィッシュボーン(スタビライザー付き)
ブレーキ フロント ドリルドベンチレーテッドディスク・対向6ポッドキャリパー (ブレンボ製)
タイヤ&ホイール フロント 225/40R19 89Yタイヤ&8J鍛造アルミホイール(BBS製)
サスペンション リア マルチリンク(スタビライザー付き)
ブレーキ フロント ドリルドベンチレーテッドディスク・対向2ポッドキャリパー(ブレンボ製)
タイヤ&ホイール リア 255/35R19 92Yタイヤ&9J鍛造アルミホイール(BBS製)
ハイパフォーマンスセダン!!レクサスIS Fのコクピット。
ホールド性がとても重視されてて表面がホワイトのおしゃれなデザインのシートに座ります。
スピードメーターをよく見てください!時速300kmまで打刻されてます。
また、メーターの針はブルーLED!一度見られるとこの美しさにはまる方も多いかと!!
423PSのパワーのマシン・・・。しっかりと自分のポジションを設定しておきます。
もちろん、ルームミラー、ドアミラーも最適な位置に!!
ここにもプレミアムスポーツ“F”の文字が輝いています!!
レクサスIS Fに乗って、さぁー試乗にGo!!
今、こうやって記事を書いてて思うのは、実はこの試乗は夢ではなかったのじゃあないか?と・・・。
ふとそう思えるような、ものすごい出来事であり、感動の連続であり、楽しさが持続している
そんな夢だったのでは・・・と・・・
それでは、そんな夢にもどってみます!!
エンジンをスタートすると、何かが違う・・・違うのです。そうだ!レクサスIS Fから聞こえてくるサウンド!!
このサウンドが僕の脳内ホルモンβーエンドルフィンに語りかけはじめたのである。
続いて・・・
レクサスIS Fのアクセルを踏んだ瞬間に感じる、ミシリともいわない高剛性なボディ!!
もはやこの高剛性なボディは欧州のクルマにまったく引けをとらない位に
いやそれ以上に進化しているのではと僕は推測いたします。
それでは高速道路に進入するまで、市街地をATモードで走行してみます!
大変スムーズな走りで、ここまでは安全なレクサスのクルマだと誰もが感じることでしょう!
しかし高速道路のレーンに入ると、
今まで体験したことのないエモーショナルな出来事が次々と起こっていきます。
レクサスIS F 全ドアワンタッチ式パワーウインドウスイッチ。
夢の世界の僕!!

最初のパーキングエリアまで、そのままATモードで加速、巡航していきます。
そのATモードでさえも、僕の背中を襲う強烈な加速Gはあの飛行機が離陸する時の
それよりも大きくさえ感じるのに、この安心感はいったいなんなんだろうと・・・。
まったく不安を感じない。そしてレクサスIS Fに守られているというこの感覚は、
試乗が終了するまで続きます。
体感速度は、僕の乗っているロードスター、もしくはゴルフⅣで時速100kmだしている感覚が
このレクサスIS Fでは時速50kmぐらいにしか感じられないのだ。
とにかく高速域に到達しても、安心していられるレクサスIS F!!
要はレクサスIS Fで高速道路を時速100kmで走行してても
市街地走行時速50kmぐらいの感覚なのである。
再度申し上げますが、レクサスIS Fのスピードメーターは時速300kmまで刻まれています。
このスピードメーターの現実味をひしひしと感じ始める僕。
高速道路のパーキングエリアで・・・。レクサスIS Fの運転席からの景色です。
さて、これからトランスミッションをMTモードに切り替えて、フル加速にチャレンジしてみます。
シルバーリースターリングファイバーのセンターコンソール。
ハイパフォーマンスな雰囲気がたっぷりと漂っています。
僕の脳内ホルモンβーエンドルフィンが、絶頂の極みを放たれようとしていく瞬間・・・
アクセル全快で!!パドルシフトを操っていきます。
1速→2速→3速・・・・・レクサスIS Fのエンジン音は3600回転を境に、
異常なくらい官能的なサウンドに変化し、レッドゾーンである6700回転まで
瞬時に吹け上がり、そしてさらにシフトUP!!
そのシフトUPのタイミングもなんと0.1秒(2速ー8速全域ロックアップのおかげ)でのクイックレスポンス。
すでに、僕にはスピードメーターを見る余裕がなくなって・・・
僕の目の前のすべての景色が線上に変わったとき・・・
僕の運転しているレクサスIS Fは・・・・・・・・が作動していた・・・。
やはり、夢だったのかもしれない・・・。
でも、脳内ホルモンβーエンドルフィンが最高潮になっていたことには間違いないし
決して、そのときにおいて不安を感じさせなかったレクサスIS Fは、まさしくエモーショナルだった。
そして、夢は覚め、レクサスIS Fでのエモーショナルな出来事はまだ続く・・・。
今度は、高速域からMTモードでシフトダウンを試みる。
昔は、人間の足を使いヒール&トウでエンジン回転を同期させるテクニックがありましたが
レクサスIS Fは2ペダルスポーツの新機軸 8-Speed SPDSというシステムが開発され
このシステムがまるでヒール&トウを行ったかのようなブリッピングコントロールが行われ
僕は素人のドライバーであるにもかかわらず、上級ドライバーになったかのような錯覚に陥ってしまう。
恐るべしレクサスIS F!!
そしてシフトダウン時のエンジンサウンドも異常なくらい官能的であったことはいうまでもありません。
また、僕が走行した高速道路は、決して路面がいい状態といえるところではありませんが、
高速域においてその道路の段差をいとも簡単にコンコンという感じだろうか・・・?
安定したハンドリング、体全体で感じるレクサスIS Fの強力なダウンフォース!!
走ることの楽しさをあらためて僕に教えてくれた
プレミアムスポーツ レクサスIS F。
レクサスIS F リアスタイル。
このFのエンブレムにレクサスIS Fの開発エンジニアたちの思いが凝縮されている。
僕を異次元の世界に連れて行ってくれた、レクサスIS F。
クルマ好きとして欲しくなった1台レクサスIS F。
たくさんのクルマ好きの人にレクサスIS Fのエモーショナルを心の底から伝えたい。
さて、このたびの試乗は夢だったのか、現実だったのか・・・?
いまだに心が躍っている凡人です。
レクサスIS F ホームページ→http://lexus.jp/models/isf/index.html
レクサス ホームページ→http://lexus.jp/index.html
LS600hLに続いて試乗にご協力いただきましたレクサス福山さん。
到着から試乗、帰路に着くまで大変心地よいおもてなしをありがとうございました。
レクサスIS Fをご購入をご検討の方は・・・
レクサス福山さん
連絡先
TEL 084-943-6115
ホームページ→http://lexus.jp/shop/dealerinfo.do?dealerCode=26453
住所 広島県福山市南蔵王町5丁目1番12号
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最後に!

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ブログタイトル「今を切に生きる」
この記事へのコメント
お久しぶりです。LSとはまたぜんぜん違う性格のクルマで、楽しくクルマを操るという視点から見ると、僕はIS Fの方が楽しくておもしろいと思います。ちょうど今月の15日までレクサスさんが試乗モニターを募集しているので応募されてみてはいかがでしょう!!http://lexus.jp/index.html
いろんなクルマを試乗してて思うことは、運転してみて驚くことがそれぞれのクルマにあります。で、LSかIS Fかどちらか1つ選びなさいっていわれたら、多分僕はIS Fを選ぶでしょう!!それは運転してて、とても楽しい!!のデス!!で、もう少し年をとったら、LSのステータスを味わおうかなあという感じかなあ・・・買えたらですけど(笑)。
また環境問題、ガソリン高騰のこのご時世、高出力、大排気量のクルマに乗っていられるのも、もうそろそろ終わりかなあと感じる現在・・・クルマが好きで、クルマの運転が好きでIS Fがほしいと思った方は、今のうちに買って乗っておいたほうがよさそうな気がします。デザインも細部をよく見ると流麗な部分が見受けられます。これだけの馬力のクルマは普通の人が操るとだいたい危なっかしいハズなのですが、そこがさすがレクサスさんで、素人でも楽しく操れるようにいろいろと配慮されてて(最新のコンピューター技術はスゴイ!!と思います。)、安全面においてもバッチリって感じでしょうか!ハンドリングはシャープで、エンジンの音は官能的で速くて、グリップ力も抜群!!本当に楽しいクルマでした!!