日産 キューブ 試乗記
日産 キューブ 試乗記。
2009年1月10日に、少雨の中、日産キューブの試乗にいってきました~!
率直な感想は、全長4m未満 5ナンバーサイズのクルマでありながら
余裕の室内空間にて、曲面が多用されてる癒しのインテリアにおいて、まったりできるクルマ。
カタログには、「ジャグジーをイメージしたカーブが乗る人をやさしく包む。」とあります。
まさにそのとおり!!
天井を見れば、美しい海に行った気分になれる日産キューブのやさしい天井。
砂紋のような形状をしています。
日産キューブ SHOJIシェード クルマを止めて天井を見る、空を見るのが楽しみになりますね!
かのスパルタンなNISSAN GT-Rを作っているメーカーが
かたや、
キューブように、まったりとリラックスできるクルマを作っているということに
日産というメーカーのすごさを感じます。
このことについて言い方を変えてみるならば、元BOØWYのメンバーだった布袋寅泰さんが
今井美樹さんの歌っている『PRIDE
という風に表現したらわかりやすいだろうか・・・。
そして、先鋭的で攻撃的な雰囲気のクルマが増えている街の中で
日産キューブやスズキ ラパン、フィアット500などを見るとなぜかほんわかしたやさしい気分になれる。
またそうしたやさしさを持ったクルマたちは、女性からとても親しまれていることが
街を走っている、そのクルマたちの姿をみるとよくわかるのだ。
日産キューブ フロント・・・ブルドッグがサングラスをかけている???
日産キューブ・・・キュートなヒップ!
日産キューブ・・・左右非対称のボディ形状!
ドアノブは、安心のグリップ式。なぜかっていうのは僕の記事をみてくさだ~い→「ドアノブ」
さぁ~試乗にGo!!今日は末っ子Konatsuも一緒です。
試乗車は、日産キューブの最上級グレードである15G。
まずは、概 要を・・・。
初代から2代目そして3代目へと、だんだんとボディが大きくなってきましたね。
初代も2代目のキューブも広~い室内空間でしたが、
3代目は、もっと広~く、まったり空間で最高のリラックス!!
日産キューブ 15G
全 長 3,890mm (トヨタヴィッツより105mm長いです)
全長が4mに満たないクルマは取回しがしやすく女性にやさしいですね。
全 幅 1,695mm (トヨタヴィッツと同じです)
全幅が1,700mmを超えると3ナンバーになりますが
日本では、この5ナンバー枠でのクルマが扱いやすいのは周知の事実。
全 高 1,680mm (トヨタヴィッツより160mm高いです)
余裕のヘッドクリアランス!!
ホイールベース 2,530mm (トヨタヴィッツより70mm長いです)
余裕のリラックスインテリア空間誕生!
室内長 1,950mm (トヨタヴィッツより70mm長いです)
室内幅 1,395mm (トヨタヴィッツより5mm幅広です)
室内高 1,235mm (トヨタヴィッツより35mm低いです)
これは、スタイリッシュガラスルーフを装着しているからです。
15Sは 室内高1,275mmとなりトヨタヴィッツより5mm高くなります。
車両重量1,210㎏
乗車定員 5名(5人家族でも日産キューブが1台あれば、エンジョイ リラックスカーライフ)
最小回転半径 5.0m(15Sと15Xは、4.6mとなり、さらに扱いやすいです)
エンジン DOHC・水冷直列4気筒 1,498cc 最高出力 109ps/6,000rpm
型式HR15DE 最大トルク15.1kgf/4,400rpm
駆動方式 FF(前輪駆動)
トランスミッション 自動無段変速機(エクストロニックCVT)
サスペンション フロント 独立懸架ストラット式
リ ア トーションビーム式
ブレーキ フロント ベンチレーテッドディスク式
リ ア リーディングトレーリング式
10:15モード走行燃料消費率 19.2km/ℓ
使用燃料 無鉛レギュラーガソリン タンク容量45ℓ
タイヤ 195/55R16 87V (15Sと15Xは、175/65R15 84S)
グレードと価格一覧(2009年1月10日現在)
エンジンは全てHR15DE型 1,498cc、ミッションも全てエクストロニックCVT
日産キューブ 2WD 前輪駆動 15G 車両本体価格 ¥1,911,000円(今回の試乗車です)
日産キューブ 2WD 前輪駆動 15X Vセレクション 車両本体価格 ¥1,701,000円
日産キューブ 2WD 前輪駆動 15X 車両本体価格 ¥1,533,000円
日産キューブ 2WD 前輪駆動 15S 車両本体価格 ¥1,449,000円
日産キューブ e・4WD 4輪駆動 15X FOUR Vセレクション 車両本体価格 ¥1,928,850円
日産キューブ e・4WD 4輪駆動 15X FOUR 車両本体価格 ¥1,760,850円
日産キューブ e・4WD 4輪駆動 15S FOUR 車両本体価格 ¥1,687,350円
日産キューブにナビをオプションで装着することを考えると、
車両本体価格が、あと10万円~15万円安かったらなあ~なんて思います。
もし、僕が買うとすれば2WDの15X Vセレクション 車両本体価格 ¥1,701,000円に、
オプションのHDDナビゲーション(HP308ーW)¥235,100円と
バックビューモニター(¥35,000円)をセット装着してもらいます。
そして、ボディ色はパシフィックブルーがいいなあ~(色の名前も最高!)。
ボディカラーは、10色用意されてて、試乗車の色は、クラフトダンボール。内装色はフェザーグレー。
この内装色はいいですね!この色でダッシュボードがツートンカラーになっているのが最高です。
日産キューブ オプションのHDDナビゲーション。
日産キューブは、扱いやすいコラムシフトで広々とした室内空間を確保。
このコラムシフトをRレンジにいれると・・・
バックビューモニター(HDDナビとセットの場合¥35,000円)が日産キューブの後方を表示!!
それから、余裕があればもしものときの映像を前後20秒間(前12秒/後8秒)、
映像と音で記録してくれるドライブレコーダー(¥64,600円)を装着します。
この記録があれば、事故の際の証拠が残り、交通事故の解決にも役に立つはずです。
日産キューブ 15Gの本革巻きステアリング なんとなくフィアット500と共通した雰囲気を感じます。
日産キューブ ファインビジョンメーター。エンジン始動時に徐々に明るくなります!
日産キューブ エンジンスタートスイッチ。きれいでほのかな光を放ちます。
日産キューブ インテリジェントエアコンシステム。丸い → やさしいが感じがしますね!
日産キューブ 運転席からの視界です。ボンネットがはっきり視界に入ります!
そして、5ナンバーのクルマとは思えない室内空間に驚くのです・・・。ホントに広い!
日産キューブ 助手席側ミラーを見ます! Aピラーとドアミラーの死角を若干感じるところ・・・。
そして、日産キューブの室内にいると、水の中にいるような感覚が漂います。
インテリアの形状、デザインが僕をそんな感覚にさせてくれるのですが
人って、生まれる前の約10ヶ月間、ずっとお母さんの羊水の中にいたんですよね。
だから、人はプールや海でのんびり浮かんでいると懐かしい心地よさを感じたり・・・
また日本人はお風呂が大好きで、ましてやジャグジーに浸かれば、心地よいリラックスが訪れます。
日産キューブのシートに座っていると、そんなまったりとした感覚に体中が満足します。
そして日産キューブの室内には、のんびりとやさしい空間が充満しているのです。
日産キューブ 運転席ドアノブ。とてもやさしい形状です。反対側の手でも開けやすく合理的。
日産キューブ 後席ドアノブ。やっぱりやさしいんですね!!
日産キューブで市街地を走行しましたが、1500ccのエンジンに心地よいエクストロニックCVTで
普通に走れて、普通にブレーキも効き、そして普通に曲がります。
日産キューブの存在価値をいうものが、
もともと最高速度や過剰な走行性能を追求するものではないので
クルマとしての動力性能、ブレーキ性能、安全性は、これで充分!!
日産キューブは、室内の収納スペースもいろいろと気が効いてますので
このスペースユーティリティに不満のある人はほとんどいないと推察いたしま~す。
日産キューブ 運転席 雪だるま型のカップホルダー。
日産は、ティアナでおもてなしの心と癒しを教えてくれ、
このキューブにおいては、やさしさと癒しを、キューブの購入者のみならず、
街を走っているキューブ、駐車されてるキューブを見る人たちにも与えてくれると思うのです。
そして日産キューブが、似合う女性っていうのは、
昨年の流行語大賞となったアラフォー世代の人たちではないだろうか・・・。
バリバリ仕事をする前に、まったりとした日産キューブの室内でリラックスのひと時を過ごし、
仕事の後も、まったりとしたキューブの室内で好きな音楽を聴き帰路に着く。
そして休日には日産キューブのスタイリッシュガラスルーフの光を浴びながら
家族や彼氏と自分の大好きな場所へドライブ!!
日産キューブからは、そんなしあわせな光景が僕の頭に浮かんできます。
日産さん!!よくこんなクルマを作ったものです。

by 凡 人
追 記
日産キューブには、ライフケアビークルという福祉車両が存在します。
昔は、カタログそのものに、こういったクルマが掲載されてることはごく稀でしたが
日産キューブのカタログの39ページには
アンシャンテ (シートが外までお迎えする助手席スライドアップシート)
スライドアップシート昇降能力100㎏
チェアキャブ (車いすごとクルマに乗れるタイプ)
使い方にあわせて2つのタイプから選択可能。
車いすと介助者が並んで座れるサイドシートタイプを新設定。
スロープ耐荷重200㎏
の2つのタイプが掲載されています。
こういった福祉車両をお探しの方は、日産キューブも選択肢の1台にいかがでしょう!
今回の試乗のご協力は、日産サティオ 福山さんです。
ご丁寧な説明と、心地よい日産キューブの試乗をありがとうございました!!
備後地方で!!日産キューブをご検討の方は!!
日産サティオ福山さんへ足を運ばれてみてはいかがでしょう!
TEL 084-923-3211(代表)
フリーダイヤル 0120-233-211
ホームページ→http://www.sp-fukuyama.co.jp/index.html
住 所:福山市明神町1丁目9番48号
大きな地図で見る
・・・ご参考・・・
日産キューブ
日産キューブ ライフケアビークル
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 → 日産キューブ
最後に!

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ブログタイトル「今を切に生きる」
この記事へのコメント
今回はキープコンセプトですが、先代からの進化ではなく
・・・・・
要するに、川の石のように転がると角がとれて丸くなる・・・
みたいなイメージでデザインをしていったそうですよ。
なるほどって思いました。
障子シェードは一度試してみたいですが、
展示されていた車は残念ながらシェードではなかったので・・。
余談ですが今回のキューブのリーダーは、33・34スカイラインを手がけられたデザイナーの方なんですよ。
ちらっとGT-Rの名前がありましたので・・・・。
旧モデルのキューブを3日前に車検に出した時にちょっとだけニューモデルを見てきたけど、シートがめっちゃ良くなってた。
旧モデルはベンチシートで長時間乗ると疲れるからな~。3列シートのロングタイプがなくなったのがちょっと残念。
さすが、デザイナー謎の旅人様のコメントありがとうございます!
障子シェードの雰囲気はよかったです。
キューブがリラックスを提供してくれる場面が
いたるところにあるのですが、
障子シェードを動かして月見をしてみたいって思いました!
先日はいろいろとありがとうございました。
コロナの湯と健美効炉でゆっくりまったりすることができました。
そして、3代目キューブに乗ると、
コロナの湯のようなゆっくりまったりの空間と雰囲気を感じます。
そんなことができる日産さんは、すごいですね。
そして、旧モデルと新型車の違いを語れるのは
松様のように、旧モデルにしっかり乗っている方なんだと感じます。
旧モデルのオーナーさんの声をしっかり聞いて
それが反映されてるとうれしいですね。
3代目キューブのシートもきっとそうなんだろうなあ!
そして、水が好きな僕としては、
3代目キューブのインテリアデザインは見逃せませんでした!
ちなみに今日の新聞を見ると
昨年11月に発売された、この3代目キューブは、
約1ヶ月で目標の2倍の約9千台を受注されてるそうです。
「まったり!!」「リラックス!!」というのが
最近のキーワードなのかなあ~!!と思います。